玉津島神社玉津島神社には、雅日女尊(わかひるめのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと=神功皇后)、衣通姫尊(そとおりひめのみこと)が奉られています。御三人様ともお美しく大変魅力的な方です。 神社好きの女性でしたら、この玉津島神社はお好みのではないでしょうか。 私も、『美人』というキーワードにはついつい反応してしまします。(笑) 稚日女尊さまは伊奘諾・伊奘冉二尊の御子であり、天照大御神の妹神に当たられ、後世またの御名を丹生都比売神と申し上げます。 息長足姫命さまは神功皇后(仲哀天皇の皇后で、応神天皇の母)のことです。 皇后が海外に郡をおすすめになられた時、玉津島の神(稚日女尊)が非常な霊威をあらわせられました。 玉津島の神を尊崇せられが皇后は、御自身も合祀されることとなりました。 衣通姫は第十九代允恭天皇の妃で容姿端麗でまばゆいばかりの肌の細やかさからその肌の美しさは衣を通しても光り輝くためその名で呼ばれていました。 また、大変聡明な方だとも言われています。 允恭天皇は慈悲深い天皇だったが、壮年になって病に冒され半身不随となり天皇の位を辞退しようとしたところ、衣通姫は半島から薬師を招き天皇の御病気を治されたというお話が小説になっていたりもします。 小野小町が参拝の時に上掛けをかけたと言う「小野小町袖掛けの塀」です。 ここにも美女が登場です。 しかも、美しいだけでなく和歌で有名な彼女です、そうとう聡明な方だったのでしょうね。 美しく、聡明な三柱の神様を祀る神社らしく何とも言えない気品を感じる社です。 三柱の神様にあやかって美しくなれるようにといつもとはちょっと違うお願いをしてみたくなるほどです。 これは、以前和歌山市吹上辺りにあった根上松です。 凄いですね。 和歌の神として知られる衣通姫尊が御神体であることから、山部赤人や松尾芭蕉などが詠んだ和歌や俳句を刻んだ歌碑が建てられ、三十六歌仙の絵馬が飾られています. ここからほど近い紀三井寺では、 『孝行者の紀伊国屋文左衛門が母を背負い、この坂を登って参拝に行く途中、草履の鼻緒が切れてしまった。 そこへ、ここ玉津島神社の宮司の娘かよが通りかかり、鼻緒をすげ替えた。 これが縁でふたりは結ばれ、宮司が出資したみかん船で文左衛門は大儲けした。』という話があります。 私は和歌山市に住んでいた時はここから本当に近かったので、子供を連れて何度も来たことがあります。 そのころは、神社に興味を持っていたわけではなかったのですがなぜかこの神社だけは好きでした。 思い出深い神社です。 海のそばにあり、とても気持ちがいいというのも理由の一つです。 そして、この神社のすぐ隣に「塩竃神社」があります。 そちらの方へも行ってみました。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|